[2013/04/10 (WED)] 2013年 本屋大賞 決定! 百田尚樹さん「海賊とよばれた男」上・下巻
書店員の投票で選ぶ「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 2013年本屋大賞」が4月9日、発表された。「海賊とよばれた男」(百田尚樹)が大賞を受賞しました。
本作品は、石油類の精製・販売などを行う出光興産の創始者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション小説。海外石油メジャーと一隻のタンカーで対等に勝負し、戦後の日本復興を支えた様子を描いた内容です。
百田さん自身も、現在の日本人が自信を失っている中、『生きるすばらしさを伝えたい』と使命感に駆られて書いた小説であるようです。
■「本屋大賞2013」順位
1位『海賊とよばれた男』百田尚樹/講談社
2位『64(ロクヨン)』横山秀夫/文藝春秋
3位『楽園のカンヴァス』原田マハ/新潮社
4位『きみはいい子』中脇初枝/ポプラ社
5位『ふくわらい』西加奈子/朝日新聞出版
6位『晴天の迷いクジラ』窪美澄/新潮社
7位『ソロモンの偽証』宮部みゆき/新潮社
8位『世界から猫が消えたなら』川村元気/マガジンハウス
9位『百年法』山田宗樹/角川書店
10位『屍者の帝国』伊藤計劃,円城塔/河出書房新社
11位『光圀伝』冲方丁/角川書店