[2016/04/13 (WED)] 第13回 本屋大賞に宮下奈都さん「羊と鋼の森」に決定!
全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ「第13回本屋大賞」が12日発表され、宮下奈都(なつ)さん(49)の長編小説「羊と鋼の森」(文芸春秋)に決まりました。
受賞作はピアノの調律師をめざす17歳の青年の成長を描く物語。題名はピアノの音を生み出す羊毛フェルトに覆われたハンマーと、鋼の弦を表している。本年1月に選考会があった直木賞の候補作にもなっていた。
2位=住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社)▽3位=中脇初枝「世界の果てのこどもたち」(講談社)▽4位=西川美和「永い言い訳」(文芸春秋)▽5位=辻村深月「朝が来る」(文芸春秋)▽6位=米澤穂信「王とサーカス」(東京創元社)▽7位=深緑野分「戦場のコックたち」(東京創元社)▽8位=東山彰良「流」(講談社)▽9位=中村文則「教団X」(集英社)▽10位=又吉直樹「火花」(文芸春秋)