水軍遙かなり
- 著者
- 加藤廣
- ISBN
- 9784163900131
- 出版社
- 文芸春秋
- 価格
- ¥1,850 (税抜)
2005年『信長の棺』で作家デビューし、『秀吉の枷』 『明智左馬助の恋』と本能寺三部作を発表して大きな話題を呼んだ加藤さんの久しぶりの新刊です。中日新聞ですが夕刊に連載され、「新聞連載では久しぶりに読むのが楽しみになる内容だ」と話題になっていました。
商品紹介
信長、秀吉、家康の三人の天下人に仕えた、伊勢志摩の九鬼水軍の若き御曹司九鬼守隆の波乱に満ちた生涯を描きます。田舎の海賊にすぎなかった九鬼水軍を、信長の引きで瞬く間のうちに伊勢湾を制圧するまで大きくした父・嘉隆の元、守隆は父の薫陶を受け一廉の武将に成長していきます。天下統一後、家康から守隆はある秘事を打ち明けられます。キリシタンに対抗するため東南アジア進出の企てです。壮大な夢に守隆は熱く駆り立てられますが、その先に待っていたものは……。新聞連載時から話題を呼んだ傑作歴史小説の登場です。