百舌鳥古墳群をあるく - 巨大古墳・全案内
- 著者
- 久世仁士
- ISBN
- 978-4-422-20154-2
- 出版社
- 創元社
- 価格
- ¥1,800 (税抜)
ぜ、古墳はこんなに面白いのか。世界遺産登録を目指す百舌鳥(もず)古墳群は今、どうなっているのか――。人を惹きつけてやまない巨大な大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵古墳)をはじめ、中小の大きさも形もさまざまな古墳まで、現存するすべての古墳を探訪し、案内する。地元・泉州で文化財保存に携わってきた著者が、多数の図版・写真を交えながら、歴史的変遷から現状まで最新の考古学的知見とともに読者を現地へいざなう。
商品紹介
◆序章 古墳めぐりをはじめる前に
1 古墳は謎だらけ
2 古墳とは何か
3 古墳がつくられた時代
4 一〇〇基以上もあった百舌鳥古墳群
◆第1章 百舌鳥古墳群をあるく
1 大山古墳をめぐる
2 JR百舌鳥駅から乳岡古墳へ
3 いたすけ古墳からニサンザイ古墳へ
4 田出井山古墳とその陪塚
5 四ツ池遺跡周辺の古墳
◆第2章 百舌鳥古墳群をつくった人々
1 大和から河内・和泉へ大王墓の移動
2 前方後円墳出現前夜
3 大型前方後円(方)墳の動向
4 百舌鳥古墳群を取り巻く遺跡群
5 大阪湾の海人
6 キーワードは渡来人
7 宮殿をさがせ
◆第3章 百舌鳥古墳群の破壊と保存運動
1 日本初の市民による文化財保存運動
2 その後のいたすけ古墳
3 ニサンザイ古墳周堀の埋め立て
4 百舌鳥古墳群を守る会と博物館建設問題
5 陵墓公開運動と世界遺産
6 百舌鳥古墳群を学ぶ子供たち