講談社文庫 新世界より (上) (中) (下)
- 著者
- 貴志 祐介
- 出版社
- 講談社文庫
- 価格
- ¥830 (税抜)
人々が念動力を手にした1000年後の世界を舞台とするSF作品。2008年、第29回日本SF大賞受賞作品。ページ数は上下巻合わせて1000ページを越える長編小説。10月よりアニメ化により毎週火曜日深夜3時頃より放映中!
なかなか構成が緻密で上巻100ページあたりから一気にも物語に引き込まれて行きます。
商品紹介
1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。